在宅ワーク詐欺

在宅ワーク求人詐欺とは

主にインターネットやDMなどを通して、在宅中に出来る仕事を斡旋し、それに応募・参加した人から金銭をだまし取るという手口の詐欺です。

在宅ワーク求人詐欺の主な手口

1.内職を請け負うに当たり、事前に何らかの名目で金銭を要求され、実際仕事を開始してみると、事前に支払った金額に見合うだけの収入が得られないというケース。

  • 登録料(契約料)
  • 研修費
  • 教材購入費
  • ソフトウエア代金
  • システム利用料
  • 販売用サイト制作費

などの名目で数万円から数十万円を支払ったものの、全く仕事が紹介されない、あるいは微々たる収入の仕事しか紹介されないという詐欺。

2.仕事をやったにもかかわらずその報酬が支払われないというケース。
支払い予定日を過ぎても入金されず、催促すると何か理由を付けてずるずると先延ばし、そのうち連絡が取れなくなってしまうというのが典型的なパターンです。

被害に遭ってしまったらどうすればいい?

万が一、被害に遭ってしまった場合の支払ってしまったお金を取り戻すための方法。

1.クーリングオフ制度を利用する

一定の期間内に申し出れば、契約をなかったものにすることができるのがクーリングオフです。

この制度を利用すれば、既に支払ってしまった料金を取り戻すことができる場合があります。

しかし悪質業者の中には、解約の申し出を有効期限が切れるまで先延ばしし無効にするという手口を使うところもあるので要注意です。

2.消費者センターなどに相談する

どうやら詐欺にあったらしいと感じた時点で、クーリングオフのやり方などを含めて、専門機関に相談するのは有効な手段です。

特に何件も被害が出ている業者であれば、警察でも相談に乗ってくれることがあるようです。

3.弁護士などの専門家に相談や依頼をする

費用はかかりますが、プロに任せるのは有効です。

役所などで、無料の弁護士相談会を定期的に開催しているところもあります。

まずは無料相談で相談し、弁護士費用との折り合いが付けば、正式に依頼するという手順をとることも可能です。

ネットワーク関係の仕事は相手の顔が見えません。そこが怖いところであります。在宅なら、仕事を開始から終了まで全く顔を合わせずに仕事をすることができます。

在宅ワーク求人には、今回紹介したような詐欺の危険性についても十分把握した上で利用を検討するようにしましょう。