在宅ワーク詐欺を見極める方法

仕事を募集しているサイトの会社名を確認

まずはサイトの会社概要等のページから多くの人に認知されている大手の会社が行っている採用なのかどうかのチェック。

大手企業が募集している求人であれば、仕事があるか無いか、出来るか出来ないかは別として詐欺の被害に合う可能性はまず無いと考えます。

もし聞いたことが無い会社だった場合は次のチェックに移ります。

資料請求ボタンの有無確認

資料請求ボタンがサイト内にある時点でそのサイトは怪しいといえます。

在宅ワーク求人と検索すると資料請求ボタンのあるサイトばかりが検索結果にヒットします。

大半が資料請求後に電話がかかってきて、仕事を斡旋するがその前に費用がかかるという説明を受けることになるようです。
見ず知らずの会社に資料請求などをしないよう注意が必要です。

個人情報が相手に渡ってしまい、在宅ワーク求人を探している人のリストとして漏えいすれば、一度は断っても、忘れた頃に巧みな勧誘を受け、別件で詐欺被害に合う可能性がないとも言えないからです。

採用のサイトだけではなく、企業としてのサイトがあるか確認

見知らぬ会社ではあるがサイトの雰囲気は良好で、資料請求ボタンも存在しないとしても油断は禁物です。

特にデータ入力などを募集しているサイトに多く見受けられるのですが、採用のサイトのみで、その会社の企業向けサイトが無い場合があります。

データ入力の求人サイトを作るのであれば、必ず企業向けに自社をPRするサイトも作るのが普通ですが、それが無いのは怪しいと考えるべきです。

事業内容が分かりやすい位置に書いてあるか確認

通常は会社概要などの分かりやすい位置に事業内容が書いてあります。

もし見つからない場合は、本来の事業は教材を学習させたり購入させたりすることが目的で、仕事の斡旋は二の次なので分かりやすい位置には書けない可能性があります。

どんなにサイトが上出来でも騙されてはいけません。

仕事内容が詳細に書かれているか確認

自社サイト上に掲載するための文書作成業務とかカタログ通販の顧客データの入力等きちんと記載している会社がある一方で、何の仕事をするのかも記載してないところがあります。

仕事は沢山あると謳っていながらサイトのどこにも、どこから請け負っている仕事なのかが分からない場合は注意が必要です。

守秘義務などがあり詳細は記載できない場合でも、求人のページを作る場合は公開できる範囲で相手に分かりやすく説明するはずです。

「会社名+仕事をしました」で検索してみる

yahooやgoogleの検索窓に、「会社名にスペースをひとつあけて仕事をしました」と入力してみると、その仕事の経験者のブログなどが出てくることがありますが、これらは判断材料の一つとして有効です。

会社名だけで評判が出てくる場合もあるので、1ページ目に沢山の詐欺という文字が出てくるような場合は応募は控えた方が賢明でしょう。

仕事をする前に費用が発生するのNG

十分知名度のある大手企業以外で、仕事をするのには費用が発生すると言われた場合は、たとえ2~3万円でも止めた方が賢明です。

ある会社が商品を販売するために、機器を作りその分の費用を回収するなら、商品にその金額を上乗せするのが常識で、機器を使って商品を作る社員から回収することなどありません。

費用が発生するという時点で、その会社はどんな言い分だったとしても、仕事に応募する人からお金を巻き上げ利益を得ようとしている会社だと思いましょう。

スキルを必要としない在宅ワーク求人では数千円でさえ、稼ぐことは大変なことなのです。

情報が出て来ない場合も要注意

一目で怪しげなサイトもありますが、相手も何とかお金を得ようと見栄えのいいサイトを用意して、応募しても大丈夫なのではないかと油断させようとします。

そういうサイトほどいろいろ調べてもなかなか情報が出てこないということがよくあるので要注意です。

詐欺のサイトは会社名やサイト名が良く変わるので、詐欺という評判が出るともう次の社名になっていて、調べた時点ではまだ評判が無いのです。